ACCESS DINGHIE 

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   OSAKA CUP メルボルン・大阪ダブルハンドヨットレースの大きな成果

       ユニバーサルデザインディンギー

 障害者にセーリングを楽しんでもらおうとする試みや集いが近年多くなり 障害者と一緒にのってレースをおこなう、ヨットエイドやブラインドセーリングなどがマスコミにしばしば取り上げられるようになってきました。 今年春の 第4回OSAKA CUP メルボルン・大阪ダブルハンドヨットレースにビジョン・クエストで下半身附随のビンセント・ロワーズと一緒に出場 見事完走をはたしたグラーム・レイナーがレース終了後、日本の障害者セーリングを視察、障害者を乗せて走っているだけの状況下にある現状を見て、自らが参加している SAILABILITY (別記)で使用している、アクセスディンギーの 体験試乗会を開きました。ヨットは、障害者と健常者が同じ土俵で競うことのできる、数少ないスポーツだと、彼は アクセスディンギーを艤装しながら語りました、このヨットなら今日初めて乗った人もすぐにセーリングできる、どんな障害者でもヨットを走らせますよ、多くの説明はいらない、船をだしたら乗り手が風を感じて走らすだけ風に立って進まない人も少したてば自然と風を受けセーリングできる、 すべての人が簡単に使えるユニバーサルデザイン(共用品)のようなヨット ユニバーサルデザインディンギーこれがアクセスディンギーです。

《アクセスディンギー》は、障害者でも簡単にセーリングできるように開発された艇で、操作が簡単で楽しく安全で場所をとらないうえ安価なため、ハンデをもつ人々のセーリングに最適なヨットです。アクセスディンギーは、安定を保つためにウアイクアウトする必要はなく、船のなかに座れぱよいという非常にユニークなヨットで、経験・能力・条件にかかわらずほんの少しの講習で帆走することができます。また、舵は乗貝の正面にある「ジョイスティック」というレバーを左右に操作するだけで方向転換でき、手・足・あごなど体のどこでも操作できるため、ハンデにかかわらず動かすことができます。

  

   大阪市に寄贈

今回のプロジェクトに大阪市の姉妹都市であるオーストラリア・メルボルン市が協賛しており、今回大阪で使用する艇のうち1艇はメルボルン市がスポンサーとなっています。グラーム・レイナー氏はこのたびの来日に際し、このブロジェクトヘの大阪市の協力を依頼する旨のメルボルン市長親書を持参されており、平成11年8月17目午後2時20分から市役所5階市長公室で磯村隆文市長を表敬訪間し、親書を手渡しました。なお、レイナー氏の日本での活動を全面的に協力している西井伸嘉氏も表敬に同席しました。

8月21日大阪北港ヨットハーバーにて贈呈式があり社会福祉法人大阪市障害者更正文化協会 荒木四郎理事長に贈呈され、大阪北港ヨットハーバーの南西に在る大阪市障害者スポーツセンター(アミティ舞洲)が管理し、障害者を中心に利用される予定

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